SNSやレシピ投稿プラットフォーム、ネット掲示板では、日夜「いかにゆで卵の殻を綺麗に剥くか」という裏技談義が飛び交っています。ゆで卵をつるんと剥く裏技に対するネットの反応を検証すると、手軽さと成功率の間でユーザーの評価が大きく分かれている実態が浮かび上がります。
ネット上で話題を集めた代表的なテクニックと、実際の調理検証から判明した実力値は次の通りです。
①「100円ショップのエッグピアッサー(気室穴あけ)」
ネット上での支持率が圧倒的に高く、「これなしでは二度と茹でられない」「百発百中で剥けるようになった」と絶賛されているのが、卵の丸い方の底(気室)に針で小さな穴を開けてから茹でる方法です。加熱時に気室内の空気が膨張して殻が割れるのを防ぐとともに、湯が卵殻膜の内側へわずかに浸透するため、実証実験でも9割以上の個体で白身の張り付きが劇的に軽減しました。
②「タッパーに水と卵を入れて振る裏技」
テレビ番組やショート動画で定期的にバズる「少量の水と一緒に保存容器に入れてシェイクする」という手法。ネット上では「一瞬で殻全体にヒビが入って気持ちいい」という声がある一方、「力加減を誤って半熟卵の白身が粉々に破裂した」「後片付けが余計に面倒になった」といった手厳しい失敗談も目立ちます。固ゆで卵には有効ですが、デリケートな半熟卵にはリスクが高いと言わざるを得ません。
③「スプーンの背で叩いてから茹でる方法」
茹でる前にスプーンの背でコンコンと殻の底を叩き、微細なヒビを入れておく古典的なテクニック。道具が不要な利点はあるものの、力の入れ具合によって白身がお湯の中に漏れ出してしまう「クラック事故」の報告が知恵袋やX(旧Twitter)上で頻発しています。確実性を求めるのであれば、やはり針を用いた局所的な穴あけに軍配が上がります。