ティーカッププードルは、プードル種特有の極めて高い知能と甘えん坊で人懐っこい性格を持っています。その反面、体が小さいがゆえに周囲の物音や見知らぬ人に対して恐怖心を抱きやすく、過保護に育てすぎると無駄吠えや噛みつきといった問題行動につながることがあります。
小さな体だからと甘やかすのではなく、幼少期から「落ち着いて指示を聞く」トレーニングを行い、外の刺激に慣れさせる社会化を進めることが大切です。
毎日の給餌管理では、低血糖を防ぎつつ肥満を防止する緻密な配慮が求められます。消化器官の容量が小さいため、成犬であっても1日分の給餌量を2〜3回に分けて与えるのが理想的です。高タンパク・高カロリーで消化吸収に優れたプレミアムフードを選び、体重の微増減をキッチンスケールで定期的に記録する習慣をつけると安心です。
「超小型犬だから散歩は不要」という認識は誤りです。運動量自体は室内遊びである程度補えますが、ストレス発散や外の環境刺激による脳の活性化のためにも、1回10〜15分程度の軽いお散歩を1日1〜2回行うことが推奨されます。ただし、冬場の寒暖差や夏の直射日光(アスファルトの照り返し)には極めて弱いため、洋服の着用や時間帯の選定など万全の対策を講じてください。
なお、プードル特有の抜け毛の少なさは大きなメリットですが、毛が伸び続けるため月1回の定期的なトリミングと毎日のブラッシングは必須です。トリミング代の目安は1回あたり7,000円〜12,000円程度を想定しておく必要があります。