SNSの普及により、日本の「ものづくり文化」は海外からも熱い視線を浴びている。特に欧米やアジア圏のデザイナーにとって、日暮里はパリのモンマルトルやニューヨークのガーメント・ディストリクトと並ぶ、あるいはそれ以上の「聖地」として認知されるようになった。
「日本のデニムや伝統的な藍染め、そしてアニメコスプレ用の特殊生地がこれほど揃う場所は他にない」と、フランスから訪れた若手デザイナーは語る。多言語に対応した案内板やスマート決済の導入も進み、かつての「一見さんお断り」的な問屋の雰囲気は薄れ、誰もがオープンにクリエイティビティを発揮できる国際的なプラットフォームへと進化を遂げている。