かつて全国のショッピングモールでひときわ目を引いた円形什器の量り売り専門店。あの懐かしい光景を求めて売り場を探したものの、見つけられなかった経験を持つ読者も多いのではないでしょうか。まずは、2026年現在における主要チェーンや専門店の取扱状況を整理します。
日本におけるお菓子の量り売りブームを牽引した「スウィートファクトリー(Sweet Factory)」は、商業施設の改装や消費スタイルの変化に伴い、独立店舗数が大幅に縮小しました。しかし、ブランドの灯が完全に消えたわけではありません。一部の大型テーマパークや複合レジャー施設、一部ショッピングモール内のセレクトショップ形式で、あのカラフルな什器を用いた展開が今なお引き継がれています。
代わって日常の身近な選択肢として定着しているのが、以下の大手チェーンです。
- 無印良品:大型旗艦店を中心に「お菓子の量り売り」を展開。クッキー、マシュマロ、米菓、ラムネなど、個包装された人気菓子を1g単位(2026年基準で1g=4円〜)で自由に組み合わせられるクリーンな売り場が定着しています。
- ドン・キホーテ(MEGAドンキ各店):ファミリー層や若年層向けに「駄菓子の量り売り」や「輸入グミのPick & Mix」コーナーを強化。メガサイズの什器からスコップですくう昔ながらのエンタメ感を低価格帯で再現しています。
- PLAZA(プラザ):海外ポップカルチャーを象徴する輸入グミやジェリービーンズの量り売りを展開。カラフルなパッケージと映えるディスプレイで根強い支持を誇ります。
- リンツ ショコラ ブティック:看板商品「リンドール」を自由に詰め合わせる「PICK&MIX(ピック&ミックス)」が大ヒット。自分へのご褒美やプチギフト需要を独占しています。
- イオン(大型モール各店):カフェランテ(輸入食品コーナー)や駄菓子専門テナント、アミューズメント施設周辺において、多様な量り売り什器が導入されています。