実業の領域でもこの変化は見逃せない。コスメブランドやサステナブル衣料を展開する国内D2C企業が、限定商品のパッケージデザインにシェルモチーフを一斉に導入し始めた。
都内のブランディングファームでアートディレクターを務める人物はこう明かす。「プラスチックを削ぎ落とした環境配慮型パッケージにおいて、貝殻のアートワークは『自然への敬意』と『高級感』を同時に伝える最高の視覚言語になっています。記号としての強さが段違いなのです」。購入者が思わず手元に残したくなるアート性が、購買決定率を押し上げる要因になっている。