父の背中を追う3人の息子たちは、それぞれ異なる魅力と確かな技術を磨き、舞台での存在感を強めています。
長男・四代目中村橋之助(1995年生まれ)は、力強い立ち姿と明晰な口跡を持ち味とする成駒屋の若き旗手です。古典歌舞伎の立役はもちろん、新作歌舞伎や外部のミュージカル舞台でも主演を務めるなど、果敢な挑戦を続けています。弟たちを引っ張るリーダーシップも高く評価されています。
次男・三代目中村福之助(1997年生まれ)は、独特の愛嬌とスケールの大きな演技が光る実力派です。時代物における敵役や個性的な役柄でも観客の目を引きつける演技力を発揮し、成駒屋の芸の幅を広げるキーマンとして期待されています。
三男・四代目中村歌之助(2001年生まれ)は、端正な顔立ちとしなやかな身のこなしが魅力のホープです。名女形を多く輩出してきた成駒屋の美意識を受け継ぎ、立役から若衆、女形までこなす柔軟性を備えており、今後の大化けが最も期待される若手の一人です。
3人は自主公演「神谷町小歌舞伎」を立ち上げるなど、兄弟での結束を深めながら、次代の成駒屋を担う覚悟を舞台上で体現しています。