ネット上のコミュニティや声優ファンの間では、「堀川りょう=熱血漢やツンデレライバル」というイメージだけでなく、初期の美少年ボイスや冷徹な悪役で見せた色気に対する評価が極めて高いのが特徴です。
『聖闘士星矢』のアンドロメダ瞬は、堀川が演じたキャラクターの中でもひときわ繊細で純粋な心を持つ少年でした。兄・一輝を慕い、敵を傷つけることを恐れながらも、仲間のために極限のコスモを燃やす瞬の悲痛な叫びは、当時の多くのアニメファンに鮮烈な印象を残しました。また、『銀河英雄伝説』のラインハルト・フォン・ローエングラム役では、冷徹な覇気と貴族的な気品、そして親友キルヒアイスを失った際の底知れぬ孤独と脆さを見事に演じ切り、OVAシリーズ全110話を通じて不朽の名演を残しています。
さらに、『幽☆遊☆白書』の鴉役で見せた妖艶かつサディスティックな囁きボイスや、『機動戦士ガンダム0083』のコウ・ウラキが見せた未熟な青年の葛藤と咆哮など、堀川の芝居はキャラクターごとに全く異なる心理的深度を持っています。ゲーム分野では『大乱闘スマッシュブラザーズ』のキャプテン・ファルコンの流暢な英語ボイス(「Falcon Punch!!」)が国内外のゲーマーに愛され、ミームとしても世界的な定着を見せています。