皮が剥がれているだけだからと甘く見て放置するのは極めて危険だ。皮膚科専門医は、「頭皮のバリア機能が壊れた状態で炎症が長期化すると、毛包幹細胞や毛母細胞にまでダメージが及び、抜け毛や薄毛の引き金になる」と警鐘を鳴らす。
日本皮膚科学会の症例報告等でも、頭皮の重度な日焼けが毛周期(ヘアサイクル)を乱し、休止期脱毛を引き起こすリスクが指摘されている。頭皮が赤く腫れたり、皮が剥がれたりしている時期は、毛根に栄養を届ける血流や細胞分裂機能が著しく低下しているサインだ。これを「単なる季節の変わり目のフケ」と見誤って放置すれば、数ヶ月後に深刻なボリュームダウンとなって跳ね返ってくることになる。