原作者である安田夏菜氏も、今回のアニメ化に寄せてコメントを発表している。執筆当時から年月が流れ、社会のあり方や子供たちを取り巻く環境は大きく変化した。しかし、誰かを傷つけ、自分も傷つきながら成長していくプロセス自体は変わらないと安田氏は指摘する。SNSの普及によって「つながり」が過剰になった現代だからこそ、沈黙の意味や、距離を置くことの優しさについて考えてほしいという。
「教科書という枠組みを超えて、より広い世界へ羽ばたく彼らを、私も一人の観客として楽しみにしています」。原作者の温かい眼差しは、制作スタッフにとっても大きな原動力となっているようだ。