『FNS歌謡祭』の醍醐味といえば、普段は見られないアーティスト同士の越境コラボレーションです。宝鐘マリンのステージにおいても、バーチャルタレントと生身のパフォーマーやスタジオミュージシャンがどのような形で絡むのか、放送前から大きな注目を集めていました。
当日のステージでは、華やかなバックダンサー陣や番組を彩る出演者たちとの息の合った掛け合いが展開されました。単なる映像の投影にとどまらず、スタジオの司会進行陣(相葉雅紀ら)とのリアルタイムなトークのやり取りや、カメラワークに合わせた絶妙なファンサービスなど、「そこに実在している」と感じさせる見事なステージングを披露しました。
VTuberが孤立した別枠演出として扱われるのではなく、日本のトップアーティストたちと同じ空間、同じ熱量で共演を果たした演出構成は、エンターテインメントの新たなスタンダードを提示した瞬間でした。