『VIVANT』放送中、SNSや検索コミュニティで急速に広がったのが「ドラム役の俳優は実際にも声が出ないのか」「普段から喋れない障害があるのではないか」という疑問でした。結論から言えば、これはドラマ作中の演出上のギミックであり、事実とは異なります。
劇中のドラムは日本語の日常会話を流暢に話せない設定のため、スマートフォンに文字を入力し、AI音声翻訳アプリを通じて発声していました。そのアプリの声を担当していたのが、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ役や『名探偵コナン』の灰原哀役で知られる声優界のレジェンド、林原めぐみです。
屈強な体躯のドラムから発せられる可憐で知的なアナウンス音声という対比が強烈なユーモアと親しみを生み出しました。バラエティ番組や舞台挨拶に登壇した富栄ドラム本人は、非常に礼儀正しく、落ち着いたトーンの滑らかな日本語で受け答えをしており、メディア初肉声の際にはスタジオや視聴者から大きなどよめきが起きました。