愛猫の異変に直面した際、迷うことなく行動するための動物病院への受診目安を提示します。判断に迷った場合は、以下の基準に従ってください。
【直ちに夜間救急・当日受診が必要な条件】
- 泡状のよだれを吹き出している、または痙攣・意識混濁を伴う。
- よだれとともに嘔吐を繰り返し、ぐったりして動けない。
- 呼吸が荒く、舌の色が紫色(チアノーゼ)や白っぽくなっている。
- 植物、化学物質、異物の誤飲・誤食が疑われる。
【24〜48時間以内に通常受診すべき条件】
- 口元から腐敗臭やツンとしたアンモニア臭が立ち込めている。
- よだれに茶褐色や血液が混ざり、前足の毛が汚れている。
- フードに興味を示すものの、痛がって口に入れようとしない。
- 1日以上持続して口元が濡れており、改善の兆しがない。
家族として愛猫と暮らす上で最も大切なのは、「様子見」という名の下で苦痛の時間を引き延ばさない決断力です。猫の1日は人間の約4〜5日に相当します。わずか2日間の躊躇が、取り返しのつかない病状の悪化を招く現実を忘れてはなりません。