近年のオーガニック志向の高まりを受け、化学農薬や化学肥料に頼らない有機農業で作られた農産物のニーズが急増している。しかし「有機野菜=高価」というイメージを持つ人は少なくない。その常識を打ち破っているのが、店舗直売とネット通販を融合させた産直ECの存在だ。
直売所の情報紙やデジタル媒体を通じて、ネット注文可能な産直ECへ誘導するハイブリッド型の販売スタイルが定着しつつある。形が不揃いなだけで味は一級品の規格外有機野菜が、定額の定期便や特別セットとして限定告知されるケースが増えた。生産者の顔が見える安全な食材を、流通コストを削ったリーズナブルな価格で入手できる環境が整っている。