プレーンヨーグルトという概念がなかった日本市場において、発売当初は「酸っぱくて食べにくい」という消費者の困惑の声も多かった。しかし、食習慣の変化とともにその健康価値が徐々に浸透。1996年には「おなかの調子を整える」効能が国から認められ特定保健用食品(トクホ)の表示許可を取得した。これが決定打となり、市場における確固たる地位を確立した。
この成功は、日本の乳製品食品産業全体に大きな構造変化をもたらした。砂糖を入れて甘くしたお菓子としてのヨーグルトから、毎日の食卓で健康のために食べる機能性食品へのシフトを牽引したのだ。現在、日本の主要メーカーがこぞって機能性表示食品や特定保健用食品を開発しているが、その先駆けとなったのは間違いなく、この青いパッケージのプレーンヨーグルトであった。