地域密着型スーパーの強みは数字上の安さだけに留まりません。地元住民のSNS投稿や取材現場で集めたリアルな声を精査すると、大手広域チェーン(イオンやヨークベニマル等)にはない独自の強みと利用者の納得感が浮かび上がってきます。
「朝獲れの地魚をこれだけ安く並べてくれるのはト一屋ならでは。新橋店のチラシに『地場鮮魚入荷』と載った日の刺身コーナーは別格」(50代・主婦)
「みずほ店は駐車場に入りやすく、火曜市の野菜まとめ買いで助かっている。ただし、夕方17時を過ぎるとチラシ掲載の特価野菜は売り切れていることがあるので、早めの時間帯に行くようにしている」(40代・会社員)
ネット上のコミュニティでも評価されているのが、CGCグループのプライベートブランド(PB)商品と地場産品のバランスです。加工食品や調味料はスケールメリットを活かしたCGC商品で極限まで出費を抑え、生鮮魚介や庄内野菜は地元農漁業直結の鮮度を確保するという、「メリハリの利いた買い回り」が地域生活者の定石となっています。