ランキングの頂点付近に揺るぎなく君臨し続けているのが、『独眼竜政宗』(1987年)と『篤姫』(2008年)、そして『新選組!』(2004年)である。渡辺謙が演じた伊達政宗の圧倒的な眼光と破天荒な生き様は、平均視聴率39.7%という驚異的な記録を残した。半世紀以上の歴史の中でも「大河の代名詞」として語り継がれている。
一方で、宮﨑あおい主演の『篤姫』は、女性の一代記という枠組みを超え、幕末の波乱を心温まる人間ドラマへと昇華させた。薩摩から江戸城大奥へ、そして徳川家の存続へと立ち向かう強い意志は、幅広い層から圧倒的な共感を集めた。2000年代以降の大河ドラマにおける最高峰として、今もなおファン投票でトップを争う存在だ。