高速道路での規制緩和を受けて「一般道の速度はどうなるのか」「車両の改造が必要なのか」という疑問が多く寄せられています。
まず、一般道における大型貨物自動車の法定最高速度は「60km/h」のまま不変です。歩行者や自転車が混在する生活道路や幹線道路では、制動距離の増加が重大事故に直結するため、引き上げの対象外とされています。
次に、大型トラックに装着が義務付けられている「スピードリミッター(速度抑制装置)」の仕様についてです。日本の大型トラックは道路運送車両法に基づき、構造上90km/hで作動するよう設計されています。今回の法改正は「リミッターの作動限界(約90km/h)まで法定最高速度を引き上げた」形となるため、事業者が車載装置の設定を変更したり機器を交換したりする必要はありません。