国際医療福祉大学の評判はやばい?医学部学費と難易度・合格率を検証

国際医療福祉大学の評判はやばい?医学部学費と難易度・合格率を検証

国際医療福祉大学の評判はやばい?医学部学費と難易度・合格率を検証とはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

SNSや大手掲示板、知恵袋などで散見される「国際医療福祉大学はやばい」という言説。この刺激的なフレーズの背景を丹念に紐解くと、ネガティブな悪評というよりも、従来の日本の医療教育の常識を覆したことに対する驚嘆と、課される要求水準の過酷さが混ざり合ったものであることが浮き彫りになります。国際医療福祉大学の評判と真相を語る上で欠かせない要素は、大きく3点に集約されます。

第一の背景は、2017年に新設された医学部が打ち出した私立医学部で日本一安い学費体系です。従来の私立医学部といえば6年間で3,000万〜4,500万円前後が相場とされ、一部の富裕層に限定された進路という側面が否めませんでした。そこへ突如として「6年間総額1,850万円」という価格破壊を仕掛けたことで、「何か裏があるのではないか」「教育の質が劣るのではないか」という疑心暗鬼を生みました。しかし実際は、巨額のグループ資産と国家戦略特区の後押しを受けた構造的改革であり、優秀な人材を全国から集める強力な磁力となっています。

第二の要因は、在学生が悲鳴を上げる高密度なカリキュラムと進級難易度です。特に医学部成田キャンパスでは、1年次から2年次にかけての専門講義の大半が「英語」で進行します。医学用語や解剖学の膨大なインプットを英語でこなしつつ、頻繁に実施されるユニットごとの小テストをクリアしなければなりません。ネット上に流出する「課題が多すぎて寝られない」「試験が過酷でやばい」というネットの反応とリアルな口コミは、まさにこの過密な教育プログラムに直面した学生たちの偽らざる悲鳴です。

第三には、わずか数十年の間に急速拡大を遂げた新興大学に対する、歴史ある名門医科大学や伝統校OBからの穿った見方が挙げられます。「伝統や学閥がない」という点は、裏を返せばしがらみのない実力主義の裏返しですが、医学界特有のヒエラルキーの中では時に過小評価の対象となり、それがネット上の根拠なき風評に転化している構図が見受けられます。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。