「写真を見返すたびに苦笑いしてしまう」――そう語る卒業生の保護者は少なくありません。ネット掲示板やSNS上で寄せられた卒業式服装先輩ママの失敗談を分析すると、後悔を生む要因は「会場の温度感」と「足元への無頓着さ」に集中しています。
ある保護者は「娘がフリルたっぷりの淡いピンクのドレスを着たがったため、本人の希望を優先して購入したところ、周囲はほぼ9割がダークトーンのスーツやワンピース。会場に入った瞬間から浮いてしまい、娘自身が恥ずかしがって集合写真で下を向いてしまった」と悔やみます。本人の希望を尊重することは大切ですが、地域や学校全体の「暗黙のドレスコード」を事前に先輩ママや担任教員にリサーチしておく配慮が欠かせません。
また、盲点になりやすいのが小学生卒業式靴靴下マナーです。登下校時のローファーや革靴に気を取られ、式典が行われる体育館内では「指定の上履き」に履き替えることを忘れていたという失敗談が後を絶ちません。白の上履きから覗く靴下の色や長さがちぐはぐだったり、黒タイツが静電気でスカートに張り付いてしまったり、防寒対策を怠って体育館の底冷えで寒さに震えたりといったケースが多発しています。靴下は女子ならダークカラーのハイソックスまたは控えめなレース付きクルー丈、男子なら黒・紺・白の無地ミドル丈を選び、上履きを履いた状態でのバランスを事前に試着して確認しておく必要があります。