この革新的なブランドを手掛けるのは、老舗メーカーであるエスケープロダクトだ。同社が掲げたテーマは、実用性を一切犠牲にしないスタイルと高機能の完全融合だった。
かつてツナギ服・サロペットといえば、無骨な直線的裁断が主流でファッション性とは対極に位置していた。そこにアパレル産業で培われた立体裁断のノウハウを持ち込み、作業着デザイナーたちがミリ単位の試行錯誤を重ねて誕生したのがこのラインアップだ。単なるワークカジュアルの流用ではない。過酷な現場の屈伸運動に耐えうる耐久性をベースに据えながら、スマートに見せる美しいパターンを描き出した。