船越英一郎の現在と再婚の真相|サスペンスの帝王が歩む激動の道

船越英一郎の現在と再婚の真相|サスペンスの帝王が歩む激動の道

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そもそも、なぜ彼はこれほどまでに日本中から「サスペンスの帝王」として崇められるようになったのでしょうか。そのルーツを辿ると、昭和の銀幕を彩った名優である父・船越英二と、名家出身の母・長谷川裕見子という芸能界屈指のサラブレッドとしての出自に行き着きます。

日大芸術学部映画学科で学び、劇団青年座の研究所で基礎を叩き込んだ船越英一郎の若い頃は、決して順風満帆なエリートコースではありませんでした。父の偉大すぎる看板に葛藤し、オーディションに落ち続けた苦渋の時期を経験しています。転機となったのは、1990年代以降に急成長したテレビ各局の2時間ドラマ枠でした。

日本テレビの「火曜サスペンス劇場」、TBSの「月曜ドラマスペシャル」、フジテレビの「金曜エンタテイメント」、テレビ朝日の「土曜ワイド劇場」という、在京キー局4局すべての2時間サスペンス枠で単独主演シリーズを持つ唯一無二の俳優となったことが、帝王と呼ばれる所以です。断崖絶壁で犯人の心の闇を優しく包み込み、自首を促すクライマックスの熱演は、日本のテレビドラマにおけるお茶の間の共通言語となりました。

シリーズ・代表作放送期間・実績データ作風の特徴・キャラクター編集部の見解・評価火災調査官・紅蓮次郎
(テレビ朝日系)2003年〜2015年
全15作/平均視聴率14%超現場の燃焼痕跡から真実を暴く熱血調査官。家族への深い愛情とプロ意識。専門知識とヒューマニズムが融合した最高傑作。代名詞的シリーズ。外科医 鳩村周五郎
(フジテレビ系)2004年〜2016年
全14作/最高視聴率18.2%天才的メス捌きを持ちながら流浪する医師。医療と本格推理のハイブリッド。緊迫感あるアクションと人情味のバランスが抜群で、フジの看板を維持。狩矢警部シリーズ
(TBS系)2005年〜2014年
全15作/安定した2桁推移京都府警の名物警部。山村美紗サスペンスの世界観を体現した重厚な推理劇。京都の風情と緻密なアリバイ崩しを両立。中年男性の哀愁を見事に表現。刑事吉永誠一 涙の事件簿
(テレビ東京系)2004年〜2016年
単発14作+連続ドラマ2期情に厚く、被害者と加害者双方の痛みに涙を流す泥臭い現場の刑事。2時間枠からゴールデン連ドラへと昇格を果たした記念碑的コンテンツ。
山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。