萩原健一の死因の真相|8年の闘病を隠し通した理由と妻が見た最期

萩原健一の死因の真相|8年の闘病を隠し通した理由と妻が見た最期

萩原健一の死因の真相|8年の闘病を隠し通した理由と妻が見た最期の全貌を丁寧に掘り下げてご紹介します。

晩年の萩原さんをめぐっては、テレビ出演やライブ活動の現場から「驚くほど痩せている」「頬がこけて声に以前のような張りがなくなった」といった声が頻繁に上がっていました。2018年に出演したNHKドラマ『不惑のスクラム』や、BSプレミアムの単発ドラマ『どこにもない国』で見せた枯淡の演技は絶賛されたものの、ネット上では「重病説」が密かに囁かれていたのも事実です。

しかし、萩原さんは自身の口から病気について語ることは一切ありませんでした。親交の深かった映画監督や旧友たちに対しても、「ちょっと胃の調子が悪くてね」と軽く受け流す程度にとどめ、病状の詳細を明かしたのは妻の冨田リカさんやごく一部の主治医チームのみに限られていました。

彼が病魔を隠し通した最大の理由は、「ショーケンであり続けること」への執念でした。グループサウンズ「ザ・テンプターズ」のフロントマンとして10代で熱狂を巻き起こし、『太陽にほえろ!』のマカロニ刑事役や『傷だらけの天使』の木暮修役で日本中の若者を魅了してきた男が、病気に怯え、同情される姿を世間に晒すことなどプライドが許さなかったのです。痛みに耐えながらジムでのトレーニングを欠かさず、ステージ前にはストイックに発声練習を重ねる姿は、まさにプロフェッショナルの矜持そのものでした。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。