ミュージアムの閉館を巡っては、インターネット上でいくつかの誤解が定着しています。客観的事実に基づき、これらを是正します。
誤解①:「入場者数がゼロ近くまで激減して経営破綻した」という説
これは明白な誤りです。コロナ禍での打撃はあったものの、旅行制限の緩和とともに客足は着実に回復していました。突然の破産などではなく、親会社であるTBSホールディングスの中長期的な経営判断に基づき、賃貸借契約の満了時期と設備寿命を見極めた上での計画的な事業撤退(円満終了)でした。
誤解②:「展示品はすべて処分されてしまった」という説
サン=テグジュペリに関する貴重な遺品、写真、書簡などの一次資料は、所蔵元であるフランスの管理団体や関係機関に適切に返却・引き継がれています。貴重な文化的アーカイヴが散逸したわけではありません。