韓国ドラマ特有の「1話60分超・全16話」という長尺フォーマットを、日本の標準的な「1クール10話前後」にどう収めるのか。これが最大の技術的課題だ。無駄なエピソードを削ぎ落とし、テンポ感を極限まで高める必要がある。しかし、削りすぎてキャラクターの心情描写が薄れてしまっては元も子もない。
日本版では、タイムスリップの舞台となる「2013年」の日本をどう描くかも見どころだ。当時のガラケーからスマホへの移行期、流行していた音楽やファッションなど、ノスタルジーを刺激する演出が随所に散りばめられる予定だという。この細やかなローカライズが、日本の視聴者の没入感を高める鍵となる。