頻繁に足元がもつれたり、階段の踏み外しが週に何度も続いたりする場合、背後に潜む疾患を疑う必要があります。受診先を見極めるための目安を整理しました。
1. 耳鼻咽喉科を受診すべきケース
身体がぐるぐる回る感覚や耳鳴り、難聴、耳の詰まり感を伴う場合は、内耳の平衡感覚に異常が生じる「メニエール病」や「前庭神経炎」の疑いがあります。平衡感覚の異常を感じたら、まずは耳鼻科の専門医による検査が推奨されます。
2. 脳神経外科・神経内科を受診すべきケース
つまずきやすい若者の中に隠れている重大な疾患として、脳血管障害の初期兆候や多発性硬化症、脊髄の圧迫などがあります。特に以下のような兆候が見られる場合は、迷わず脳神経外科を受診してください。
・手足に力が入らない、あるいは片側の手足にしびれがある
・ろれつが回りにくい、言葉が出にくい
・物が二重に見える(複視)
・これまでに経験したことがない激しい頭痛を伴う
・まっすぐ歩行しようとしても特定の方向に傾いてしまう