イベント会場に悲鳴が響き渡る。緑色のリアルなメロン模様の頭部から覗く、剥き出しの鋭いキバと血走った眼光。遭遇した子どもたちが親の背中にしがみついて泣き喚くなか、容赦なく襲いかかってその大きな口でガブリと頭をかじる――これこそが、夕張市が生んだ最恐の珍獣「メロン熊」の代名詞だ。
一見すればトラウマ級のアクションだが、噛まれた人には「学業成就」や「無病息災」のご利益があるとも噂され、会場には噛まれたいファンが長蛇の列を作る。恐怖と笑いが同居するこの独特なパフォーマンスの動画は、YouTubeをはじめとする動画プラットフォームで瞬く間に拡散された。世界中の視聴者から「日本のゆるキャラは次元が違う」「怖すぎるけれど目が離せない」といった驚きのコメントが殺到し、いまや世界的なホラーコメディとして独自のジャンルを築いている。