インフレの波が容赦なく家計を直撃する中、この施設のリーズナブルな料金設定はまさにオアシスだ。大人数百円という手軽さで、一日中本格的なプールやフィットネスを楽しめる場所は、首都圏広しといえどもそう多くはない。民間フィットネスクラブの月会費が高騰する中で、必要な時に都度払いで利用できる利便性は、若い世代やファミリー層にとって強力な味方となっている。
「週末に家族4人で来ても、お財布にほとんど響かないのが本当にありがたい」と、近隣に住む30代の母親は語る。平日の午前中は健康維持に励むシニア層で賑わい、夕方以降は学校帰りの子どもたちや仕事帰りの会社員が汗を流す。まさに地域住民の生活防衛ラインとして機能しているのだ。