実際にフラワーギフトとして7月28日の誕生花を選ぶ場合、店頭ではどのようなやり取りが行われているのでしょうか。都内大手フラワーショップでチーフバイヤーを務める担当者に話を伺いました。
「お客様から『7月28日の誕生花としてオシロイバナをブーケに入れてほしい』とご相談を受けることがありますが、オシロイバナは水揚げが非常に難しく、開花時間も短いため、市場で切り花として流通していません。店頭でお応えできるのは、圧倒的な存在感を放つグロリオサや、楚々とした愛らしさを持つカワラナデシコになります」
現場からは、贈り物ならではのデリケートな配慮についての指摘もありました。
「グロリオサは夏場の持ちも良く、男性やビジネス関係者への昇進祝い、バースデーギフトとして大人気です。ただ一点だけ注意が必要なのは、猫や犬などのペットを室内飼いしているご家庭への配慮です。グロリオサは微量でも動物にとって有害な成分を含みます。また、花言葉を気にする方に対しては、『燃えるような情熱』や『これまでの栄光を讃えて』という前向きなメッセージを必ず添えるようご案内しています」
SNSや相談コミュニティを調査すると、「誕生花を贈ったところ、相手がスマホで裏の花言葉(恋を疑う)を調べてしまい、ギクシャクしてしまった」という苦い体験談も散見されます。言葉が持つ多面性を理解し、贈り手が意図したメッセージを明確に伝える工夫が決定的な差を生むといえます。