座席番号の発券タイミングは、かつての「公演数日前」から「公演前日20時」、さらには「入場ゲート通過時のリアルタイム印字」へと移行が進んでいる。座席位置による転売相場の高騰を防ぐための措置だが、ファンにとっては入場直前までスタンド席かアリーナ最前列かすら分からない心理的負担を強いられる仕様だ。
さらに厳格さを増しているのが入場時のランダム本人確認だ。ここで弾かれないための鉄則は極めて明快でありながら、不備による入場拒否が後を絶たない。必須となるのは「顔写真付き公的身分証明書」の原本のみ。マイナンバーカード、運転免許証、パスポートが確実な選択肢となる。写真のない社員証や健康保険証単体、あるいは有効期限切れの書類やコピー提示は一切例外が認められない。
同行者チケットに関しても、事前の会員登録と完全な個別分配が絶対条件だ。親チケットを保持する申込者がゲートを通過しただけでは、同行者の入場権は保証されない。当日会場の窓口に駆け込んでも「名義不一致」と判定されれば救済措置は存在しないのが現実だ。