実在する呪いの人形の真相|髪が伸びる理由とアナベルの現在、供養法を追跡

実在する呪いの人形の真相|髪が伸びる理由とアナベルの現在、供養法を追跡

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海外において「最も危険な呪いの人形」としてメディアを騒がせてきたのが、アメリカに実在するアナベル人形とロバート人形です。映画のモデルとして世界的な知名度を誇るふたつの人形は、今どのような状況に置かれているのでしょうか。

アナベル人形の現在とウォーレン夫妻の遺産

ホラー映画『死霊館』シリーズで有名になったアナベル人形ですが、劇中に登場する不気味な陶器製の人形とは異なり、実物はアメリカの国民的キャラクターである「ラガディ・アン」の布製ぬいぐるみです。1970年、ある看護学生が入手した直後から「部屋の中で勝手に移動する」「羊皮紙に助けを求めるメモが残される」といった呪いの人形による怪奇現象が頻発。超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が調査した結果、人形そのものではなく、人形を依り代(依代)として操る邪悪な霊的存在が憑依していると判断されました。

夫妻が他界した後、アナベル人形はコネチカット州モンローにある「ウォーレン・オカルト博物館」の特製木製キャビネットに封印され、神父による定期的な祈祷を受けながら現在も夫妻の財団管理下に置かれています。SNS上では度々「アナベルが脱走した」というデマが拡散して騒動になりますが、財団の現代表らが公式動画で健在ぶりを証明するのが恒例となっています。

100年以上の怨嗟を宿すロバート人形の呪い

アナベルと並び、海外の有名な呪いの人形の筆頭に挙げられるのが、フロリダ州キーウェストに佇むロバート人形です。1904年、少年画家ロバート・ユージーン・オットーがバハマ出身の使用人から贈られたとされる水兵服の少年人形ですが、一家の証言によれば、寝室から家具が倒れる音が響き、ロバート少年が「僕じゃない、人形のロバートがやったんだ!」と怯える日々が続いたと記録されています。

ユージーンの死後、人形はフロリダ州の「イースト・マーテロ博物館」へ寄贈されました。現在もガラスケース内に鎮座していますが、「撮影前にロバートへ丁重に許可を求めないと、カメラが故障したり原因不明の不運に見舞われたりする」という警告板が掲げられています。展示室の壁面には、無礼な振る舞いをした観光客から届いた数千通に及ぶ「許しを請う謝罪の手紙」がびっしりと貼られており、その異様な光景は今なお来訪者を圧倒しています。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。