激痩せの噂とセットで検索されることが多いのが「引退説」です。しかし、これもメディア露出の形態が変化したことによる誤解が発端となっています。
かつては民放各局のゴールデン帯連続ドラマに毎クールのように出演していましたが、70代以降は「作品の質と自身の演じる意義」を重視し、出演作を自ら厳選する方針へとシフトしました。連続ドラマの過酷な拘束を避け、映画や単発ドラマ、舞台など一本一本に全身全霊を注ぎ込める仕事に絞っているため、日常的なテレビ露出が減り、「見かけなくなった=引退したのではないか」という早合点が生じたのです。
実際には、国内外の映画祭で主演男優賞を受賞するなど、俳優としての評価は円熟期を迎え、むしろキャリアの頂点とも言える輝きを放っています。