ファンにとって記憶に新しいのが、大ヒット企画『ワンピース・オン・アイス』での豪華共演だ。ルフィ役を務めた宇野昌磨と、ビビ役を演じた本田真凜。二人が氷上で魅せた息の合ったパフォーマンスは、観客を魅了し、公私ともに最高のパートナーシップを証明したかのように見えた。
しかし、興行的成功の裏でキャスト陣にかかる負担は甚大だった。連日のハードなリハーサルと全国ツアーは、一見すると一緒にいる時間を増やしたように思える。だが実際は、作品の質を高めるためのプロとしての緊張感が漂う現場であり、プライベートな絆を深める時間とはなり得なかった。オンとオフの境界線が曖昧になったことが、皮肉にも二人の間の疲弊感を強める結果となったとの指摘もある。