美容相談の現場において、「顔がテカっているのか、それとも乾燥して粉が浮いているのか自分では判別できない」という声が頻繁に寄せられます。大手化粧品メーカーの肌診断データや編集部の独自調査によると、20代〜40代の女性の約68%が、皮脂分泌過多ではなくインナードライ肌改善が必要な状態であるにもかかわらず、誤ったオイリー肌向けのケアを続けている実態が明らかになっています。
皮脂テカリと粉浮きは一見すると「メイクが崩れている」という点で同類に見えますが、皮膚内部で起きている現象は正反対です。適切なアプローチを選択するために、以下の客観的指標で自身の状態を見極める必要があります。
インナードライ状態を見誤り、強力な皮脂吸着パウダーやアルコール濃度の高い収れん化粧水を過剰に使用すると、肌は危機感を覚えてさらに皮脂を分泌し、角質を硬化させます。結果として、表面は油分でベタつきながらもベースが白くひび割れるという最悪の悪循環を生み出してしまうのです。