サンリオの膨大なキャラクターアーカイブの中でも、ポチャッコの誕生日が2月29日である事実は、ファンの間で長年特別な話題として語り継がれてきました。ポチャッコが世に登場したのは1989年。翌1990年代初頭のサンリオキャラクター大賞で5連覇を達成するなど、瞬く間にトップスターへと駆け上がった彼のプロフィールには、開発チームによる遊び心と深いストーリーテリングが込められています。
なぜあえて「うるう日」に設定されたのか。サンリオの制作関係者が過去のファンイベントやアーカイブ取材で明かした背景によると、「4年に1度しか訪れない特別な日だからこそ、いつまでも色あせず、巡ってきたときの喜びを倍増させたい」というサプライズ精神が根底にありました。また、寄り道が大好きな好奇心旺盛な性格と、うるう年という“暦のちょっとした寄り道”のような存在感が絶妙にシンクロしている点も、制作陣が込めた意図として知られています。
暦の上で2月29日が存在するのは4年に1度。しかし、公式設定のユニークさがキャラクターの価値を損なうことはなく、むしろ「うるう年にしか正式な誕生日が来ないレア感」がファンの結束を高める原動力となっています。