彼女のキャリアの原点は、2010年に開催された雑誌『Seventeen』の専属モデルオーディション「ミスセブンティーン」に選出されたことでした。当時は北山詩織の名義で活動し、同世代の女性から圧倒的な支持を獲得。同時期に活躍していた広瀬すずや三吉彩花らとともに、誌面を牽引するトップモデルの1人として確固たる地位を築きました。
モデル業にとどまらず、人気若手女優の登竜門とされる「東洋紡水着サマーキャンペーンガール」への起用や、数々のテレビドラマ、MVへの出演など、順風満帆なステップアップを続けていました。
転機となったのは2016年4月です。所属事務所の移籍を機に、芸名を本名寄りの「北山詩織」から「江夏詩織」へと改名。この改名理由について当時の取材では、「心機一転、モデルだけでなく音楽や演技の分野にも枠を広げて新しい自分を表現したい」というクリエイティブな挑戦意欲が語られていました。同年にはthe telephonesのメンバーらと結成したロックバンド「lovefilm」でボーカル&ギターを担当し、大型野外フェスにも出演するなど、表現者としての新境地を切り拓いていました。