多くの利用者が「明治神宮前駅に行くなら地下鉄一択」と考えがちですが、実際には「駅構内の深度」と「乗り換え動線の複雑さ」がタイムパフォーマンスを大きく左右します。ここに両者の明暗を分ける構造的な要因が隠されています。
千代田線の明治神宮前駅は、地下深く(地下約16メートル)に位置しています。一方、JR原宿駅は2020年に新駅舎が供用開始され、通路や改札口が大幅に拡張されたことで、地上フラットな歩行動線が完成しました。つまり、「電車の乗車時間」だけを見れば地下鉄が圧倒的に速いものの、「駅構内を歩く時間や上下移動の労力」を加味すると、実質的な身体的負担の差は数字以上に縮まります。
特に雨天時や猛暑日には、改札を出てから明治神宮前駅の各出口(ラフォーレ原宿方面、東急プラザ原宿「ハラカド」方面など)へ地下通路直結でアクセスできる地下鉄ルートが絶大なアドバンテージを誇ります。対照的に、原宿の竹下通りや代々木公園の地上エリアへ直接抜けたい場合は、JR原宿駅の改札を利用したほうが地上階での視界が開けており、方向感覚を失わずに目的地へ辿り着くことができます。