ヒロアカのスピンオフ作品はいくつか存在しますが、本作『チームアップミッション』の最大の特徴は、本編に極めて近い緻密な筆致と、他校・プロを巻き込んだ無限のチーム編成にあります。古橋秀之先生・別天荒人先生による『ヴィジランテ -僕のヒーローアカデミア ILLEGALS-』や、根田啓史先生によるギャグスピンオフ『僕のヒーローアカデミア すまっしゅ!!』と比較することで、本作の立ち位置がより明確になります。
あきやま陽光先生の描くアクションシーンは、見開きでのダイナミックな構図やエフェクトの処理に至るまで、堀越先生のDNAを極めて濃密に受け継いでいます。爆豪勝己の爆発の爆炎描写や轟焦凍の氷結の透明感など、視覚的な快感は本編のクライマックスバトルに匹敵する完成度を誇ります。