ふわふわ部屋着の真実!暖かさの罠と失敗しない選び方【2026】

ふわふわ部屋着の真実!暖かさの罠と失敗しない選び方【2026】

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インターネット上のバズ動画やインフルエンサーの発信によって、「冬はもこもこの部屋着を着て眠れば暖房要らず」という言説が定着していますが、睡眠生理学の観点から見るとこれは大きな誤解です。

人間は就寝中、深部体温を下げるために一晩でコップ1杯分(約200ml)の寝汗をかきます。一般的なポリエステル100%の起毛ウェアは透湿性と吸湿性に乏しいため、ウェア内部の湿度が飽和状態になり、不快な蒸れを引き起こします。結果として睡眠が浅くなり、無意識に布団を跳ね除けて風邪を引くという本末転倒の事態が頻発しているのです。つまり、「就寝時のパジャマ」と「リビングで過ごすルームウェア」は全くの別物として運用しなければなりません。

また、リラックス感とおしゃれさを兼ね備えたふわふわ部屋着のワンピースタイプにも特有の構造的盲点が存在します。一枚で着用すると裾口から冷気が侵入する「チムニー効果(煙突効果)」が発生し、下半身から体温が奪われやすくなります。ワンピース型を選択する場合は、必ずレギンスや腹巻き付きインナーを併用し、足首と腰回りの冷えを物理的に遮断する工夫が不可欠です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。