宇宙のパワー電話の運用形態には、時代に応じて大きく分けて2つの仕組みが存在していました。
初期は一般回線に自動応答録音装置(留守番電話テープ)を接続した形式で、発信者側には通常の市内・市外通話料のみが請求されていました。業者はグッズ販売での利益回収を前提としていたため、電話自体は無料(通話料のみ)で提供されていたのです。
しかし1989年にNTTが「ダイヤルQ2(情報料回収代行サービス)」を開始すると、状況は一変します。0990から始まる番号にかけると、3分あたり数百円の高額な情報料が自動的に電話代へ上乗せされる仕組みを悪用し、宇宙のパワー送信そのものを有料コンテンツとして荒稼ぎする業者が急増しました。受話器を当てたまま数十分間電子音を聞かせ続け、多額の請求を発生させるトラブルも多発しました。