しばき隊の立ち上げと主導を行ったキーパーソンが、ライターや編集者として活動していた野間易通(のま やすみち)氏です。野間氏は1966年兵庫県生まれで、カルチャー誌の編集や音楽関連の執筆活動に携わった後、2011年の東日本大震災後に原発反対デモ「首都圏反原発連合」の呼びかけ人の一人として運動の現場に深く関わるようになりました。
野間氏のネット発信力やメディアコネクションを通じて集まったメンバーの中には、さらに武闘派として特化した別動隊も生まれました。その代表格が「男組」(組長:添田充啓氏/通称・高橋直輝、故人)です。男組は肉体派のメンバーを中心に組織され、街頭カウンターの最前線で威圧的な行動を繰り返し、暴力行為処罰法違反や傷害容疑などで幹部が複数回逮捕される事態に発展しました。