オールウェーブセッティングの手順を攻略する上で、まず頭部全体を俯瞰した段構成の設計図を完全に頭へ叩き込む必要があります。オールウェーブの1段目から7段目は、パート側からスタートし、左右交互に流れるウェーブの連続性によって構成されます。
具体的なセクションごとの構成と役割は次の通りです。
・1段目(フロント〜サイド):パートラインからスタートし、顔まわりの印象を決定づけるフィンガーウェーブを形成します。 crest(山)と trough(谷)の高低差を明確にし、サイドへ向かって自然なカーブを描きます。
・2段目〜4段目(クラウン〜ミドルセクション):ウェーブの折り返しとともに、指定された各種カールが組み込まれます。ウェーブの進行方向とカールの巻き方向が正しく連動していない場合、大きな減点要因となります。
・5段目〜7段目(バック〜ネープ):後頭部から襟足にかけての収まりをつける難関エリアです。頭皮の丸みが強くなるため、コーミング時のテンションが抜けやすく、リッジがぼやけやすい特徴があります。最終段のネープカールまで毛先を美しく収める技術が試されます。
各段がバラバラに存在するのではなく、1段目のウェーブ幅と深さが以降の全段の基準になるという意識を持つことが、全体の統一感を生み出す最大のポイントです。