【真相】株式会社Yutoriはなぜ急成長?Zozo連携と片石貴展の戦略を徹底解説

【真相】株式会社Yutoriはなぜ急成長?Zozo連携と片石貴展の戦略を徹底解説

【真相】株式会社Yutoriはなぜ急成長?Zozo連携と片石貴展の戦略を徹底解説の詳細について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

アパレル界で急成長を遂げる株式会社yutoriを語る上で欠かせないのが、代表取締役社長・片石貴展氏の異色の経歴と、業界の巨人である株式会社ZOZOとの資本提携です。 1993年生まれの片石氏は、明治大学を卒業後に株式会社アカツキへ入社。ITベンチャーで培ったデジタルマーケティングの知見と、自身が愛好するサブカルチャー・古着への情熱を融合させ、2018年4月にyutoriを創業しました。創業初期に開設したInstagramアカウント「古着女子」は瞬く間に数十万人のフォロワーを獲得し、コミュニティから直接プロダクトを生み出すD2C(Direct to Consumer)の先駆けとして頭角を現します。 業界関係者の間で大きな話題を呼んだのが、2020年7月のZOZOグループ参画です。創業からわずか2年あまりのスタートアップが、ZOZOの連結子会社となる道を選んだ背景には、片石氏の極めて現実的な勝算がありました。 当時のメディアインタビューや取材に対し、片石氏は「製造・物流・ECプラットフォームというアパレルの重たいインフラをZOZOに預け、自社はクリエイティブとコミュニティ形成に全リソースを集中させる」という趣旨を明かしています。感性だけに頼りがちなファッションビジネスにおいて、勝敗を分けるサプライチェーンの脆弱性を大手のリソースで補うこのスキームこそが、後の上場劇を決定づけるテコとなりました。 単なる買収にとどまらず、2023年12月にはZOZO親会社の傘下にありながら東証グロース市場への新規上場(IPO)を達成。親子上場の是非が議論される市場環境下において、独自のブランド価値と独立した成長性を証明したマイルストーンとして市場に強いインパクトを与えました。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。