日本の若者たちの間では、プラットフォームごとにアイコンのテイストをガラリと変えるのが当たり前になった。LINEではシンプルで清潔感のある70年代初期のクラシックキティ、DiscordやXのサブアカウントでは少しダークな海外限定コラボやヴィンテージのキティといった使い分けだ。
リアルな人間関係が中心の場では親しみやすさを出し、趣味のコミュニティではマニアックなデザインを選ぶ。自分の「多面的なアイデンティティ」を表現するうえで、歴史が長く多彩なデザインバリエーションを持つキティちゃんはまさにうってつけの素材なのだ。