取材に応じた元配信者の男性は、匿名タレコミの過酷な裏側をこう証言する。「特定の企業やクリエイターを失脚させたい情報提供者は、投げ銭や裏での情報提供を対価にして、配信者と特別な関係を築こうとする。配信者側も、定期的に強力なネタをくれる『常連タレコミ屋』を無批判に信じ込み、かばい立てするようになる」。
ここには、客観的な事実検証など存在しない。一方的な主張が「新事実」として拡散され、反論を試みる被害者の声は「苦しい言い訳」としてさらに炎上させられる。仲間内での情報共有がエスカレートした結果、無検証のデマがそのまま大衆の裁きへと直結していく恐怖のループが完成しているのだ。