スーツスタイルで意外と見落としがちなのが、足元と顔まわりの清潔感です。壇上への登壇や写真撮影など、周囲の視線は細部にまで届きます。
靴は、黒の「内羽根式ストレートチップ」がフォーマル度として最も高く、間違いありません。履き慣れているからといって、傷だらけの靴や汚れた靴で参列するのは避け、前日までにしっかりと靴磨きをしておきましょう。ローファーやスエード素材、茶系のライトなシューズは式典には不向きです。
靴下は、黒または濃紺の無地で、座ったときに素肌やすね毛が見えない十分な長さ(クルー丈〜ハイソックス)を選びます。園内に入る際、保護者はスリッパや上履きに履き替えるケースがほとんどです。靴を脱いだ瞬間に「くるぶし丈のアンクルソックスだった」「親指に毛玉や穴があった」というトラブルは非常に目立つため、新品を用意しておくのが確実です。
「カジュアルやノーネクタイでもよいのでは」と考える方もいるかもしれませんが、卒園式は子どもたちが社会的な節目を迎える公式行事です。ノーネクタイはマナー違反と受け取られるリスクが高いため、必ずタイドアップして臨みましょう。ヘアスタイルは額や耳を出し、ひげは綺麗に深剃りするか、整えている場合でも清潔感を最優先に整えることが大切です。