蜂に刺されたのに針がない理由とは?スズメバチの危険性と応急処置

蜂に刺されたのに針がない理由とは?スズメバチの危険性と応急処置

蜂に刺されたのに針がない理由とは?スズメバチの危険性と応急処置について見逃せない ポイントを分かりやすく解説いたします。

Q1:針が見当たらない場合、皮膚の中に完全に潜り込んでいる可能性はありますか?
A1:可能性はゼロではありませんが極めて稀です。針が残らないスズメバチやアシナガバチに刺されたケースが大半を占めます。ただしミツバチの場合、針が根元から折れて表皮内に微小な先端が埋没することがあります。患部を斜めから照らし、中心に黒い点が見えるか、撫でてチクチクとした異物感があるかを確認してください。判別がつかない場合は無理に針を探して皮膚を傷つけず、皮膚科を受診して拡大鏡(ダーモスコピー)で確認してもらうのが安全です。

Q2:刺された翌日に患部が硬くしこりになって激しく痒むのですが、異常ですか?
A2:蜂毒に対する遅延型アレルギー反応(局所反応)としてよく見られる症状です。刺された直後の激痛が引いた後、24〜48時間後に患部が赤く硬く腫れ上がり(硬結)、猛烈な痒みを伴うことがあります。これは毒素に対する免疫応答であり、異常事態ではありませんが、放置して爪で掻き壊すと細菌による二次感染を引き起こします。市販の強いステロイド軟膏を塗布し保冷剤で冷やすか、改善しない場合は皮膚科で内服薬を含めた処方を受けてください。

Q3:病院へ行く場合、何科を受診すれば良いですか?夜間や休日の判断基準は?
A3:呼吸困難、めまい、全身のじんましん、吐き気などの全身症状がある場合は診療科を問わず、迷わず「119番」で救急車を呼んでください。局所の腫れや痛みが主症状である場合は「皮膚科」、アレルギー体質や過去の刺傷歴が心配な場合は「アレルギー科」が適しています。夜間や休日で皮膚科が開いていない場合、局所症状のみであれば翌朝まで患部を冷却・軟膏塗布して様子を見る選択肢もありますが、全身に違和感がある場合は地域の夜間救急外来へ直行してください。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。