この楽曲が日本全国の家庭にお茶の間を通じて浸透した背景には、テレビメディアの存在が大きい。
NHKの幼児向け番組や音楽番組で度々取り上げられたほか、澄み切った歌声で知られる歌手の芹洋子がカバー録音を遺したことで、大人たちの間でも美しい叙情歌として知られるようになった。さらに1970年代から80年代にかけて大ヒットした子供番組『ひらけ!ポンキッキ』などでも繰り返し流され、アニメーション映像と共に子供たちの記憶へと深く刻み込まれていった。
ラジオやテレビという公共の波に乗ったことで、地域や世代を超えた「冬の共通体験」として歌い継がれる基盤が作られたのだ。