公式発表資料や民間気象会社の予報データを突き合わせると、今日の函館は「移動性高気圧に緩やかに覆われたあと、西から気圧の谷が接近する」という、道南では珍しくないものの見た目以上に変化が早い一日になる見通しだ。朝のうちは函館山やベイエリアを中心に晴れ間が広がる。ただし午前10時を過ぎたあたりから上層雲が差し込み始め、昼過ぎには日差しが弱まる。
函館の天気を1時間ごとに追いかけると、降水確率が最も低いのは午前6時から9時台の10~20%。ここで「今日は一日大丈夫」と判断するのは危うい。午後3時以降は前線に近づく北東風の影響で雲が厚みを増し、夕方から夜の降水確率は40%前後まで上昇する。特に函館市街地より東側、戸井・恵山方面では地形の影響で雨が降り出しやすい。函館の天気はエリア差が大きいことも知っておきたい。
函館の気温を現在値で見ると、朝の最低気温は道内他都市より高い傾向がある。これは海洋性の気候特性によるもので、放射冷却が札幌や旭川ほど強く効かないためだ。ただ昼の最高気温も上がりすぎず、夏でも25℃前後に収まることが多い。今日も大きな気温の上下はないが、夕方にかけて数字以上に冷えを感じる時間帯がありそうだ。