店舗を訪れた旅行者がまず圧倒されるのが、店先から三角公園側へと伸びる長蛇の列です。遠目には「1時間以上待つのではないか」と躊躇する光景ですが、ここに大きな認識のギャップが存在します。現場でストップウォッチを用いて計測した実測データから、三角公園たこ焼き待ち時間の真相を明らかにします。
アメリカ村三角公園現在の混雑状況を定点観測すると、休日のピークタイム(14:00〜17:00)には常時30人〜40人規模の行列が形成されます。しかし、列の進みは驚異的です。熟練の焼き手が複数面の銅板を神業のような手際で操り、注文カウンターのスタッフがリズミカルに舟皿へ盛り付けて会計を済ませていきます。30人の並びであっても、実際に購入を終えるまでの所要時間は約10分から最長でも15分前後にとどまります。
平日の午前中(10:30〜12:00)や夜間(20:00以降)であれば、待ち列は数人程度、タイミングによっては待ち時間ゼロで購入可能です。「長蛇の列=長時間の待機」という固定観念は、この現場においては当てはまりません。テイクアウト専用で客席の回転待ちが発生しない構造と、極限まで磨き上げられたオペレーションの賜物といえます。