「ネット通販で定価の山崎を見つけた」という甘い罠には、重大なからくりが存在します。楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどで一見すると定価に近い価格で表示されている場合でも、決済画面に進むと「送料5,000円」といった法外な配送料が上乗せされている悪質なトラップが後を絶ちません。
また、「定価抱き合わせ販売」にも注意が必要です。山崎NVを定価(7,700円)で計算する代わりに、市場で売れ残っている無名ブランドの輸入ウイスキーや焼酎など数本をセットにして25,000円で売りつける手法です。合計金額で見れば、プレ値で購入するのと変わらない出費を強いられる結果になります。
フリマアプリやオークションサイトでの購入には、さらに深刻なリスクが潜んでいます。山崎の空ボトル(本物のビンとコルク)が高値で売買されている事実は広く知られていますが、これらを入手した悪質なグループが、安価なウイスキーやリキュールを着色して再封印した「精巧な偽造品」が相当数紛れ込んでいます。真贋鑑定のプロであっても外観だけで見抜くのは困難であり、定価に釣られてフリマ取引に手を出すのは極めて危険なギャンブルと言わざるを得ません。